【オススメの牽引車】所有車を牽引車利用するには?
目次
理想的な牽引車とは?
一般的に、「牽引車として使用する車は、その総重量が牽引するトレーラーの2倍以上あり、かつ4WDでパワーのある車が理想的である」と言うのをよく聞きます。
すなわち、トレーラーが750kgであれば、牽引車は総重量1,500kg以上が理想的ということになります。それでは、1,500kg以下の車は牽引車として使用出来ないのか?というと、そんなことはありません!
当店の牽引車には、車両総重量1,230kg、総排気量0.87L の FIAT500 twin Air(ターボ車)がありますが、750kg以下のトラベルトレーラーならば、坂道でも高速道路でも、何の問題もなくグイグイ牽引走行することができます。(ヨーロッパでは小さな車でトレーラーを引くことは当たり前です。)
トレーラーと牽引車サイズ
これからお話しする内容は個人責任の範疇となり、大きな声では言えませんが、そもそも牽引免許不要の750kg以下の車両として販売されているトレーラーの多くが、750kgギリギリいっぱいの重量で設計されています。このギリギリいっぱいの重量に加えて、エアコン本体に室外機、自転車のサイクルキャリーに自転車を2台、電子レンジ、その電子レンジを動かすために1個20kgのサブバッテリーを2個3個4個………(きっと1,000kg超えてる)
こんな状態では、いくら牽引車の重量が1,500kgあっても安全にトレーラーを牽引することは難しいでしょう。2,000kg以上かつ4WDでパワーのある車でなければ牽引走行はほぼ不可能です。
総重量750kg以下は牽引免許不要
牽引免許が不要な総重量750kg以下の適正なトレーラーを、現在お持ちの車で牽引することを検討する場合に必要な5つの項目について以下に記載したいと思います。
- トレーラーの総重量750kgを超える牽引能力を有するヒッチメンバーについての情報収集
- 連結検討
- 950登録
- ヒッチメンバー取付
- ETCの牽引車登録再セットアップの手続き
情報収集
お持ちの車に専用のトレーラー総重量を超える牽引能力を有するヒッチメンバー(トレーラーを引っぱるために必要な牽引装置)が販売されているか、情報を収集する。
たくさんのメーカーから様々な種類のヒッチメンバーが開発・販売されています。同じ車種でも型式によって装着できるもの・できないものがあります。正直、いろいろありすぎて選べません。なのでここは、トラベルトレーラー(=キャンピングトレーラー)を専門として全国的に販売しているお店に聞いてみるのが一番早い情報収集の方法になります。
「牽引免許が不要な750kg以下のトレーラー購入について検討しており、自分の車(お持ちの車)と同じ車で牽引実績のあるヒッチメンバーがあるか、情報が知りたい」と言えば教えて頂けると思います。
その際は、お持ちの車の型式が答えられるように車検証を準備しておくと良いと思います。
例えば我々が提供いしている牽引車だと以下の情報になります。
メーカー | 車種 | 型式 | ヒッチメンバーのメーカー | 品番 |
FIAT | フィアット500 | ABA-31209 | Aragon | E1919DS |
知りたい情報が得られたということは、トレーラー総重量750kgを超える牽引能力を有するヒッチメンバーがあったということなので、そのヒッチメンバーの販売価格・取付工賃などを案内してもらいます。